英語で書けるようになる方法 part 5 イントロの書き方
イントロがインパクトに欠けると、最後まで読んでもらうのはおろか、読み始めてももらえません。かといって、無理矢理インパクトを出そうとするあまり、事実を脚色するのも良くありません。
これを避けるため意識すべきなのは、英語の書き方そのものではなく、見せ方。つまりはプレゼンテーションです。一見、凡庸に思える内容であろうと、演出次第で興味をそそる英文にできます。
その一番のテクニックは固定概念を覆すこと。サーフィンを例にすればこうなります。
主張:
サーフィンにはチャラチャラしたイメージがつきまとうが、
実際は為になる健全なスポーツなのだ。
なぜなら:
理由① 心臓血管系に良い
理由② 筋肉がつく
理由③ 精神が落ち着く
結論:
機会があれば、是非サーフィンを始めよう
*ここでは現実的に考えて日本の固定概念で話をすすめます。よってここで想定する読者は、日本在住のサーフィン未経験の外国人になります。
日本語でこれだけ読めば単純に思えるかもしれません。でも変に凝ったり、ひねる必要はありません。本筋から逸れるようなディテールを詰めすぎると、文章が破綻してしまいます。相手に通じる英文に必要なのは一貫性です。シンプルな論理でぶれない骨格を作り、それを追究した内容にするのです。そうすると次のページのようになります。