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メソッド

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英語で書けるようになる方法 part 8 逆説的な表現を避けよう

「part 7 英文と和文の違い」では、英語で書き始めるときは、論理性を意識すべきだと説きました。しかし、そうしているつもりでも、最初からイメージ通りには書けないものです。

自分でも何を書いているのか分からなくなり、まとまりのない文章になって破綻する。それでも頑張ってなんとか仕上げても、いつのまにか自分の主張が消えている・・・




こうして書いた英文は、文法的に正しくても読みづらい文章になります。とくに、論理性に乏しい文章は、理由や根拠のない命令のようです。これは傲慢な印象を与えるだけに留まらず、何かを隠しているようにさえ思われてしまいます。以下は、そのような特徴が著しい “拙い” 英文です。

The basic of Judo is Ukemi and very important. Wherever dojo you go, a beginner first learn this. As you let go the power and slap the tatami, you absorb the shock after the throw and prevent injury. If you can’t do this, your senpai won’t teach you the throwing technique. Or he won’t even throw you at all. Because your body doesn’t have the supple sense yet, your body is hard and it’s dangerous for each other.

間違った表現が多く見受けられますが、もっと気になるのは根本的な部分です。それは、主題である柔道の “受け身” の説明が十分でないことです。

たしかに “prevent injury” までの文章は、受け身の説明を試みています。しかし “If you can’t do this” 以降、この作者は受け身ではなく、柔道習得のプロセスを説明しています。つまりこの文章は、受け身の説明文として機能を果たせていないのです。

また後半の文章で目立つのが “not” の使用過多。Can’t, won’t, doesn’tなど、notが計四回も使われているのがお分かりでしょうか。これはおそらく「受け身ができていない状態」を通して、受け身の大切さを説きたかったのでしょう。

このような逆説的な表現は、英文にも英会話にも適していません。日本語なら気にならないかもしれませんが、外国人なら混乱するでしょう。効率良く情報発信するためにもストレートに表現すべきです。続きは次のページ!

Category:メソッド,ライティング

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