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Honcho, tycoon, typhoonの使い方 どれも実は日本語です!

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今回は英語になった日本語の単語の使い方を解説したいと思います。

Honcho

これは「ハンチョ」と発音しますが、語源は日本語の「班長」です。これは第二次世界大戦中、日本軍に囚われていた英語圏の捕虜や、日本に駐屯していた米軍兵士が覚えて広まった言葉です。

Honcho は組織を指揮するリーダーやボス、またランクが一番高い人を意味します。最近では head という単語とワンセットにして使うパターンが多いでしょう。たとえば、

 Who is the head honcho here?            ここで一番偉い人は誰ですか?

Soft Bank head honcho Masayoshi Son gave a speech at a conference in Tokyo.

ソフトバンクのリーダー孫正義は東京での会議でスピーチを行った。

もともとは軍人が使っていた古い言葉なので、日常会話よりも文語として目にすることの方が多いと思います。

Tycoon

これは「タイクーン」と発音します。語源は日本語の「大君(たいくん)」。この言葉はもともと日本の将軍の外交称号である一方、英語の tycoon は何かのビジネスで富を築いた権力者を指します。

ややこしいですが、この言葉は「〜王」と訳されます。たとえば、media tycoon は「メディア王」になります。

Tycoon を使うときのポイントは、他の名詞と組み合わせることです。具体的に何のタイクーンであるのか明確にする必要があるためです。たとえば、

Charles Foster Kane was a famous newspaper tycoon.

Mohammed Khaleed, the Arab oil tycoon, recently purchased a prestigious French winery.

Typhoon

Typhoon が「台風」であるのは誰でもご存知でしょう。しかし、hurricane と cyclone との違いを説明できますか?

実は・・・違いはありません。地域によって熱帯低気圧の呼び名が違うだけです。大西洋、カリブ海、中央・北東太平洋で発生したら、hurricane。ベンガル湾やアラビア海で発生すれば、cyclone。北太平洋なら、typhoonです。

まとめ

いかがでしたか。昔は戦争や貿易を介して言葉は海外に伝わりました。しかし、今はネットが中心です。中には外国人に覚えてほしくないような言葉も英語になっています。もし YouTube のコメント欄にある英語の書き込みを見ていて、「え、もしかしてこの言葉って日本語のアレのこと?」と思ったら、その予想は当たっている確率が高いでしょう。

*2016年10月2日訂正
Typhoon の語源は日本語の「台風」ではなく、中国語の tai fung(台風) でした。下記は tai fung の正確な漢字表記です。

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