英会話のマスターはライティングから|神戸 オーパス英語学院

Spreading the Wordコラム:オーパス通信

コラム:オーパス通信 TOP > so, hence, therefore, thusの違い 英語力を上げるには? Vol.6

so, hence, therefore, thusの違い 英語力を上げるには? Vol.6

so,hence,therefore,thus

今回ご紹介するのは、hence, therefore, thus という三種類の副詞です。大まかな意味はどれも so と同じですが、このまま話を進める前にまずは so の説明をしたいと思います。

So に最も近い日本語は「だから」です。この言葉は日常の英会話でよく耳にしますが、アカデミック・ライティングでの使用は御法度です。これには so が口語的すぎるという理由もありますが、一番の理由は so の乱用を防ぐことにあります。

「だから」の多い和文を想像すれば分かると思いますが、so ならどんなセンテンスも脈絡なく接続することができるので、粗末な文章を書くことに繋がります。言い換えれば、英語圏の学校はこの言葉の使用を制限することで、論理の飛躍を防ぎながら思考力を高める訓練を行っているのです。

相手に通じる英文を書くためにも、また、論理的な英会話ができるようになるにも so より高度な言葉であるhence, therefore, thus の使い方を知っておいて損はないでしょう。ここからは “意味のつながり” に重きをおいて、これら単語の使い方を説明しますが、どれも決して“日本語訳”ではありません。あくまで “参考” としてご理解ください。

では、henceから見てみましょう。

① Her father is Russian, hence her name – Anastasia.

② Our new business strategy can lead to lower costs and hence greater profits.

Hence は「だから」のニュアンスをより具体的にして、「〜に起因して」と考えれば、わかりやすいと思います。①の場合、アナスタシアという(ある女性の)名前の由来は、ロシア人の父親に “起因” しています。

②の場合、利益の拡大は、コスト低下につながる新しいビジネス戦略に  “起因” するのです。上記のセンテンスの内容には、シンプルで論理的な結びつきがあるので、深く考えなくても意味のつながりは理解できるかと思います。とくに「hence the name」は、定番の表現なので覚えておいた方が良いでしょう。

では、therefore を見てみましょう。

She was paralyzed from the waist down and therefore unable to walk.

Akira Yamazaki, the 32 year-old candidate, couldn’t attract the older voters he expected and therefore had to pull out of the mayoral campaign.

Therefore が henceとは若干違う使われ方がされているのが分かるでしょうか。この場合は「何かから導き出された結論」というニュアンスになっています。いわば、therefore を「〜の帰結によって」という意味合いの「だから」と考えたら想像がつくかと思います。

では、thusを見てみましょう。

She accepted his offer and thus became the company’s first female CEO. This new OS makes your computer run faster and thus more powerful.

Thus は「〜の結果として」と思えば、ニュアンスがつかめるでしょう。Hence に似ているかもしれませんが、thus は何かが起きたことで、自然で論理的な結末に達する状態を指すと言えます。

いかがでしたでしょうか、ご理解いただけましたか。練習として色々な例文を探して、自分の言いたい内容に書き直してみたら、もっと実感がわくと思います。コツは原文の文脈を正確に読み取り、その流れにそった文章に書き直すことです。

結局のところ、hence, therefore, thus はどれも日本語には存在しない言葉なので、日本語で熟考してから英語化するとかえって間違えてしまいます。この解説は “参考” として扱って練習自体は英語だけで行うことをお勧めします。

*2016年9月20日追記 Therebyとthereforeの違いをアップしました。 こちらもぜひチェックしてください。

LINEで送る

Category:コラム:オーパス通信,単語の使い方