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コラム:オーパス通信

Spreading the Word

アクセントを決める 英語の発音を良くするには? Vol. 2

2014.10.09

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「音の複製 英語の発音を良くするには? Vol.1」では “発音ができていない” 背景に “音を拾いきれていない” 状態があることを指摘しました。耳をマイクに例えて説明すると、まるで性能が悪いように聞こえたかもしれませんが、決してそういう意味ではありません。

ここでバンドのレコーディング・セッションを想像してみてください。プロのミュージシャンたちが集まってこれから録音を始めようとしています。スタジオにスタッフもいるのが頭に浮かぶでしょうか。

今度はマイクに意識を向けて下さい。果たしてマイクは適当に配置され、適当に録音されるでしょうか。きちんとした考えを持つ音楽プロデューサーなら「この曲のテーマは “勝利” だから人々を鼓舞するような音にしよう。ベースとドラムの激しさが伝わるように、マイクはこうして・・・録音はこうして・・・」と、音を捉えるプロセスにも工夫を施すはずですが、これができるのも“捉えたい音”を認識できているからです。

つまり “音を拾いきれていない” 状態とは、発音の特徴を “認識しきれていない” 状態のことなのです。それができれば誰も苦労しないよ!と思うかもしれませんが、もう少し辛抱してください。これから説明します。

発音の特徴を認識しきれなくても、習得したい英語のアクセントを一つに決める  こうすれば分からないものの範囲が狭まります。言い換えれば、例えば50%しかつかめなかった特徴が70%つかめるようになる、ということです。

一口に英語といってもイギリス、オーストラリア、アメリカ、南アフリカ、インド、フィリピンなど、国によってアクセントは様々です。もちろん聞き取りは全てできたほうが良いでしょう。

しかし、全てを “複製” するわけにはいきません。全てをかじろうとするのは極端な話、外国人が九州、関西、名古屋、関東のイントネーションを混ぜて日本語を話すようなものです。

これではイメージしにくいかもしれないのでイントネーションを各地の言葉に変えてみましょう。「このタコ焼き、でら旨いねんけど、ちょっとさぁ、ソースかけすぎじゃけん」となるのが想像できるでしょうか。

ちぐはぐな英語にならないためにも、発音を良くするのに大事なのはモデルを一つに決めることだと言えます。これならターゲットが狭まることで特徴もつかみやすくなり、発音も英会話も上達する可能性が高まるでしょう。

Category:コラム:オーパス通信,発音

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