親子で「メリダとおそろしの森」を見よう
2015.10.27
今回ご紹介するのは「メリダとおそろしの森」。ピクサーとしては長編13作目にして初めて、女の子が主人公の作品です。
今度の主人公は強いお姫様
主人公のメリダはお姫様ですが、白馬の王子様に助けてもらわないと何もできないような、か弱い受け身のプリンセスではありません。乗馬と弓矢の名手である強い女性です。
そんなメリダに、結婚相手を選ぶ日が迫ります。しかし、まだ結婚する心の準備ができていない彼女は母のエリノアと衝突してしまいます。そうして家出をしてしまったメリダは魔女に出会って・・・というのが、この映画のプロットです。
映画の舞台はスコットランド
舞台はイギリス北部に位置するスコットランド。そこの美しい草やコケなど、独特の緑がCGで精彩かつ豊かに描かれています。またキャラクターたちが話す英語は当然スコットランド訛りです。
スコットランドは独立国ではないので、スコットランド出身の人は国籍上イギリス人です。日本で働いている外国人英語講師にイギリス人はたくさんいますが、その多くはイングランド人だと思います。英語教室に通っていても小学生や中学生が、スコットランド訛りを聞く機会は少ないと思うので、この映画で是非耳にしてください。
小学生でも聞き取れるはずの英単語
英語や英会話を勉強している小学生や中学生なら、最初の4分で以下の単語が聞き取れるはずです。
bow, come, eat, fate, find, get, going, lady, real, table, weapon, you
一口に英語といっても、日本語も場所によって話し方が違ったり方言があるのと同じように、英語にも地方や国によって様々なアクセントがあります。このことを知っておくのは、英会話を成功させる上において重要です。小学生の方も、中学生の方も、大人の方も、映画を見ながら英語の多様性にも注目してください。
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