ドクター・ストレンジの予告編を見て、英会話の力を上げよう
2017.01.19
今回ご紹介するのはマーベル最新作「ドクター・ストレンジ」の予告編です。これまで「マイティ・ソー」では “神の世界”、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では “宇宙の世界”、「アントマン」では “ミクロの世界” を描いてきたマーベル。今回挑戦するのは “魔法の世界” です。
ベネディクト・カンバーバッチ演じる神経外科医ストレンジが、魔法使いになって悪と戦うというのが今作の筋書きです。ドクター・ストレンジは来年公開予定の「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」に出演することも決定しているので、アベンジャーズの新メンバーになることも確定しています。
“魔法使い” と聞いて、頭に浮かぶのは “三角帽子” と “白ひげ” のイメージかもしれません。しかし、ドクター・ストレンジは一味違います。”サイケデリックな伯爵” という感じでしょうか。
このキャラクターがマーベル・コミックに初登場したのは1963年。それもあってカウンターカルチャーの雰囲気を醸し出しています。また、ドクター・ストレンジが魔法を学ぶ場所がヨーロッパではなく、アジアだというのも60年代のインド・ブームを彷彿とさせます。
それでは、予告編を見てみましょう。
いかがでしたか。つるつる頭になったティルダ・スウィントン演じるエインシェント・ワンとドクター・ストレンジの英会話を聞き取れましたか?これは英語のリスニングの勉強になるので、セリフをすべて聞き取れるようになるまで何度も再生してから、下記をみて答え合わせをしてください。
Ancient One: Doctor Strange, you think you know how the world works. What if I told you the reality you know is one of many?
Doctor Strange: This doesn’t make any sense.
Ancient One: Not everything does. Not everything has to. Through the mystic arts, we harness energy and shape reality. We travel great distances in an instant.
Doctor Strange: How do I get from here to there?
Ancient One: How did you become a doctor?
Doctor Strange: Study and practice, years of it.
また、最後に登場するさりげないコメディは理解できましたか?
キウェテル・イジョフォー演じるバロン・モルドが、ドクター・ストレンジに文字の書かれた紙切れを渡します。彼は “Now, what’s this? My mantra?” (これは何だ?俺のマントラか?)と言います。するとバロンは “It’s the WiFi password. We’re not savages.” (WiFiのパスワードだよ。俺たちは蛮人じゃない。)と言います。
理解できたらクスッと笑えたのではないでしょうか。このようなジョークは全編に散りばめられているそうなので、どんなギャグがあるか楽しみです。ドクター・ストレンジは1月27日公開予定です。
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