親子で「レミーのおいしいレストラン」を見よう
2015.09.19
いま日本では食の安全が問題になっています。賞味期限切れの鶏肉出荷や、食べ物への異物混入などが報道されていますが、日本ではまだ “ネズミだらけの厨房” をニュースで目にすることがないので、外国にくらべると厨房の衛生面では安心できるのかもしれません。
しかし、もしも不潔なキッチンの象徴であるネズミが、実はコックになることを夢見ていたら? そんな着想を映画にしたのが、今回ご紹介したい「レミーのおいしいレストラン」です。
こんどのピクサーは「料理」
料理好きのネズミ レミーが、ひょんなことからさえない見習いコック リングイーニと力を合わせて、素晴らしい料理を作ろうと悪戦苦闘する物語です。いろいろな食材や料理が登場するので、映画を見終わったあとは思わずレストランに足を運びたくなってしまうはずです。
ちなみに英語のタイトルは、Ratatouille. フランスの野菜煮込み料理である ratatouille(ラタトゥイユ)と rat(ネズミ)をかけています。
舞台はパリなので、フランス訛りの英語を話すキャラクターが数多く登場します。しかし、悪役の料理評論家 アントン・イーゴはなぜかイギリス訛り。またレミーやリングイーニはアメリカ英語ですが、あまり細かいことは気にせずにリスニングを頑張ってください。
やはり英会話を勉強している人は、将来的に英語圏の外国人とだけでなく、英語を話せる世界中の外国人とコミュニケーションをとり英会話を行いたいと思うので、さまざまなアクセントに慣れるという意味で、フランス訛りの英語も聞き取れるようになる方が絶対に得だと思います。この映画はぜひチェックです。(この映画のフランス訛りは、あくまでアメリカ人がフランス人風に英語を話しているだけですが・・・)
小学生でも聞き取れるはずの英単語
さて、英会話を勉強している小学生・中学生なら、最初の1分で下記の英単語を聞き取れるはずです。
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ここをクリックすればこの映画の脚本が読めるので、中学生は辞書を使ってリーディングに挑戦してみてください。
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