親子でモンスターズ・インクを見よう
2015.09.01
今回ご紹介するのは「モンスターズ・インク」。これはピクサーによる4作目の長編アニメであり、初めてジョン・ラセターがメガホンを握らなかった作品です。
映画の舞台になっているのは、モンスターの世界。火力発電・風力発電・原子力発電が人間社会のエネルギー源になっているように、この世界では人間の子供たちの叫び声がエネルギーになっています。
インクはペンのinkじゃありません
タイトルの Monsters, Inc. とは、これから寝ようとしている子供たちを怖がらせて悲鳴を収集する会社のことです。日本語にすれば「モンスター株式会社」のような感じになります。
しかし、その世界に人間の女の子ブーが迷い込んでしまいます。はたしてモンスターズ・インク一の “怖がらせ屋” サリーと相棒のマイクはどうするのか?というのが、この映画のプロットです。
小学生や中学生なら、夜はこわくて一人でトイレに行けないような感覚がまだ鮮明に残っていると思うので、共感しやすい設定だと思います。
今ではあまりに技術が進歩しすぎて何も思わないかもしれませんが、公開された2001年当時は、サリーの体毛やブーの着ている服の生地が、CG で繊細に描かれているのが画期的でした。
小学生でも聞き取れるはずの英単語
さて、英語を勉強している小学生や中学生なら、最初の4分で以下の英単語を聞き取れるはずです。
and, because, best, child, city, door, monster, open, power, right, wrong
また、前述の叫び声をエネルギーにしているという設定は、すべて冒頭のシーンで説明されます。英語字幕を読んで辞書を使えば、中学生なら理解できると思います。DVD の英語字幕がはやすぎて読めない人はここをクリック。文字起こしされたセリフを読むことができます。
小学生も中学生も一回で諦めず、聞き取れるようになるまで何度も耳をすませてリスニングにチャレンジしてください。
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