Albeitとalthoughの違い
2016.10.31
Albeit は although と同じ意味です。どちらも「〜にもかかわらず」「〜ではあるが」という意味です。
Although とちがって、albeit はかたい書き言葉です。英語圏の日常会話で although はよく聞くと思いますが、albeit を耳にすることはまずないでしょう。
また、Albeit と although はどちらも接続詞です。ただ、although は従属接続詞ですが、albeit はそうではない可能性があると言えます。それでは、although の例文を見てください。
Although the sun was out, it was still cold outside.
My friend says she has the team jersey although nobody has seen her wear it.
このように従属接続詞というのは、複文の文頭に書くことも文中に書くこともできます。しかし、albeit は文中で目にするのが一般的です。
The dinner at the hotel was fantastic, albeit rather expensive.
The project was completed, albeit with some delays.
つまり albeit を文頭で見ることは殆どないので、albeit は真の従属接続詞とは呼べないのではないしょうか。
また、albeit の特徴として挙げられるポイントはもう1つあります。Albeit の入った節は、although の入った節に比べて短くて簡潔であることが多いでしょう。
Although ならダラダラと長いセンテンスになっても違和感がありませんが、少なくともalbeitの入った節はメリハリのあるスッキリとした印象があります。
まとめ
① albeit と although の意味は同じ
② albeit と although はどちらも接続詞だが、albeit は文頭に書くべきではない
③ albeit の節は短い方が見栄えが良い
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