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リスニングが苦手。その理由は?


英語のリスニング・テストで点がとれない。外国人の同僚が英語でなにを言っているのかさっぱりわからない。自分の知らない英単語を耳にしたとたん、思考回路が止まってしまう・・・リスニングが苦手だと思っている人には、いろいろなパターンがあると思います。

リスニングができない原因とは?

しかし一口に「リスニングが苦手」と言っても、本当の原因はリスニング以外にもあります。たとえば、そもそも知っているボキャブラリーが少ない場合です。これはリスニング以前の問題です。そもそも知らない言葉の意味をぱっと理解するなんて不可能なので、語彙量を増やすしかありません。

また、聞き取りにくいアクセントがあるというのは、なにもあなたの勉強が足りないわけではありません。日本の英語教育では、アメリカ発音がベースになっている場合が多いので、イギリスやオーストラリアの発音をうまく聞き取れないのは仕方のないことです。これには、特定のアクセントに特化したリスニングの訓練が必要でしょう。

本当の意味でリスニングができていないのは、英語を聞きながら頭のなかで無理に訳そうとする人たちです。

脳の仕組みを見てみよう

人間の脳は、同時作業ができません。マルチタスクというのは、あくまで作業のすばやい切り替えであって、脳が実際に複数のことを同時に考えているわけではないのです。またそのパフォーマンスの良し悪しは、特定の作業にいかに慣れているかも関係しています。




たとえば、英語力の高い人が同時通訳をするのは、経験があるからこそ思考のすばやい切り替えができるのであって、脳が同時に日本語と英語で考えているのではありません。

しかしリスニングの苦手な人たちは、ずばりそれをしようとします。英語を聞く作業と、英語を日本語になおす作業を同時に行おうとする結果、はじめて聞く言葉の音にも意識を向けないままリスニングの作業を終えてしまうのです。

まずは「音」に集中しよう

リスニングが苦手だという自覚のある人は、最初のうちは英語の意味を無理に理解しようとせずに、英語の音だけに集中してリスニングするトレーニングを行うべきです。もちろん将来的には思考のすばやい切り替えも目指すべきですが、はじめの間は英語の音をそのままの形で取り込めるように、音そのものに重点を置いてリスニングの練習をしましょう。とくに、初めて知る言葉の音も聞き取れるようにすることが、語彙力アップにつながります。

英語の音をしっかり吸収できたら、言葉の意味を理解できなくても、音の記憶をもとに後で辞書やネットで調べることができます。耳にした英単語の正確なスペルがわからなくても、とりあえず予想を書いてネット検索すれば、言葉の候補も表示されてすぐにわかりますし、この練習をくりかえせばスペルの正解率も高くなります。

また英語圏の映画やテレビを見ているときや、同僚の外国人が話しているときも集中して耳を傾けてください。そうすれば「誰々は何度も○○という言葉を口にしていたけれど、あれはどういう意味だったのだろう?」と疑問におもって単語の意味を調べるようになるでしょう。この習慣を身につけたら英語がらくになりますし、英語を英語で理解することにもつながります。

まとめ

リスニングのレベルを上げるには、語彙力を暗記式にコツコツと増やす地味な努力もたしかに大事ですが、それとは別に、英語の音をきっかけに理解を深めていくというアプローチもとれば、すばやい軌道修正ができるはずです。

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