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「オデッセイ」の予告編を見て、英会話の力を上げよう

今回ご覧になって頂きたいのは、「オデッセイ」(原題 The Martian)の予告編です。

原題の The Martian は「火星人」という意味です。火星人と聞けば、タコのような宇宙人を思い浮かべてしまうかもしれません。しかし、このタイトルの意味合いは「火星の人」でしょう。Japan の人が、Japanese。America の人が、American。それと同じように、Mars(火星)の人が Martian です。

ちなみに MarのようにSで終わる国の人たちは、Martian と同じように最後の部分が an になります。

Bahamas → Bahamian(バハマ人)

Barbados → Barbadian(バルバドス人)

Honduras → Honduran(ホンジュラス人)

それでは予告編を見てみましょう。


これまで記憶喪失になったり、結合双生児になったり、機械と融合したり、さまざまな経験をしてきたマット・デイモン。彼は今回、火星に取り残されてしまいます。つまり今作は火星版ロビンソン・クルーソーのような話です。

しかし、火星は無人島とちがって豊かな自然があるわけではありません。マーク・ワットニー(マット・デイモン)は、生き延びるために果たして何をするのでしょうか。

それは予告編の53秒目で説明されます。



Here’s the rub. It’s gonna be four years for another mission to reach me, and I’m in a lab that’s designed to last 31 days so I gotta make water and grow food on a planet where nothing grows.

rub                       困難

gonna                   going to

gotta                     got to

大変なのはこれだ  次の火星探査ミッションが来るまで4年もかかる。それなのに俺は、31日しかもたないように設計された研究所にいる。だから俺は、なにも育たない惑星で水と食べ物を作らないといけないんだ。

ワットニーが餓死を避けるためには、水と食料を生み出さないといけません。だからこそ彼は“科学する”のです。1:30目で彼はこう言います。I’m going to have to science the shit out of this.

この英語表現は一般的ではありません。おそらくこの映画の脚本家が考えだした表現でしょう。しかし、このベースになっているのは beat the shit out of someone という、英語圏では非常にポピュラーな表現です。下品ですが、以下のような使い方ができます。

He will probably beat the shit out of me.

糞が漏れてしまうほど自分は彼にボコボコにされるだろう。

また、scare the shit out of someoneも一般的な表現です。

You scared the shit out of me.

糞が漏れてしまうほど君にはびっくりさせられたよ。

このパターンにならって前述のセリフを直訳すれば、「この状況が糞を漏らしてしまうほど、俺は科学しないといけない」という感じになります。つまり言わんとしているのは、「この逆境に負けずに、食料と水を確保する方法を科学の力で導き出してやる!」という挑戦的な言葉です。

では、彼はどうのようにして食料を手に入れるのでしょうか。1:38を見れば、ヒントがわかるかもしれません。彼は何かを育てていますし、彼はこう言います。I am the greatest botanist on this planet.

これで「オデッセイ」の筋書きがお分かりでしょうか。

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