英会話のマスターはライティングから|神戸 オーパス英語学院

Spreading the Wordコラム:オーパス通信

コラム:オーパス通信 TOP > TOEICの点数を上げるには? TOEIC対策のアプローチと実践

TOEICの点数を上げるには? TOEIC対策のアプローチと実践

study

TOEICの点数を上げるにはどうすればいいか、という質問をよく受けます。これから幾つかのアドバイスを書いていこうと思いますが、その前にまずはTOEICがそもそも何の試験であるのかを説明したいと思います。

TOEICはビジネスで通用する英語力を試すテストです。「国際的コミュニケーションのための英語のテスト(Test of English for International Communication)」という名前だけ一見すると、“英語教育” や “一般教養” としての試験のような印象を受けるかもしれません。

しかし、試験問題を実際目にした人も分かる通り内容はビジネス向けです。ここで試されるのは、ビジネスにおける英会話、ビジネスにおける英文メール、そしてチラシ・新聞・プレスリリースなど、ビジネスにおいての国際的コミュニケーションの理解能力です。

「TOEIC=英語力」という短絡的な結びつきがある故でしょうか、思うような点数を取れないと、“自分の英語力そのもの” に原因があるのだと決めつけてしまう人がいます。

大事なのは英語だけではなく、ビジネスの予備知識

しかし、その原因は英語力とは別かもしれません。“ビジネス” に関する予備知識が欠けている可能性があります。過去にもこのコラムで説明してきましたが、英語力アップに必要不可欠なのは “知識” です。

どれだけ英語ができるからといって、なんでも理解できるわけではありません。たとえば、英語ができるからといって、英語の医学論文を読めるでしょうか。何かを知らなければ、どの言語であろうとそれに関する理解は滞ってしまいます。

TOEICの場合も同じです。これはビジネスにおける国際的コミュニケーションのテストなので、商売や経済に関する一般レベルの予備知識は必要でしょう。

予備知識があるのなら、勉強中も分からない英単語の訳を覚えるだけで大丈夫でしょう。しかし、そうでない人は、例えば M&A、subsidization、profit and loss など、英単語とその日本語の意味をなんとなく覚えるだけでなく、そのコンセプトや概念もしっかり理解する努力が必要です。

長文対策として問題集をしたあとも、解答の訳文に頼りすぎてはいけません。訳文を読むのに慣れてしまうと、試験中も問題文を日本語に直すことに気が向きすぎてしまいます。重要なのは細かい和訳の正確さよりも、文脈から英単語のニュアンスを掴みとることです。もっとも試験問題はすべて英語なのですから。

まずは英文ニュースを読むことから始めよう

英文読解に慣れるためにも、まずは英字ニュースで力をつけることをお勧めします。TOEICの問題集は中学高校の参考書のように、丁寧なおさらいで何かを教えてくれるわけではありません。そのため、基礎力のない状態で問題に挑戦してもさっぱり分からないだけです。

これではお金がもったいないので、最初は英語圏のメディアからネット配信されているニュースに挑戦して、基礎力をつけることをお勧めします。つまり、問題の元となっている文章を無料で読むのです。

ポイントは、最初から一字一句を理解しようとするのではなく、文脈から判断して単語の意味を想像すること。この練習をすればパターンも掴みやすくなりますし、英文に慣れることで意味の実感もしやすくなります。

大事なのは継続!

ここまでがアプローチの説明でしたが、問題はどのように実践するかでしょう。すでに予備知識があって暗記が得意な人は、短期集中型の勉強でも大丈夫かもしれません。

ところが、そうでない人が準備のないままテストの予約をとって、試験日までに自分を追い込むように、膨大な単語量を頭に無理やり詰め込もうとしても失敗しますし、期間を空けながらこれを繰り返すのも非効率です。それよりも長期的に考えて一発で成功させた方が金銭的にも得ではないでしょうか。

理想は以下のようなプランでしょう。

① 2ヶ月間、週に3記事のペースで英字ニュースを読む 

② 1ヶ月間、週に3回のペースで英字ニュースを聞く

③ 1ヶ月間、週に3回のペースでTOEICのリーディング・リスニングの問題集に挑戦する

④ 問題集で手応えを感じたらTOEICを受ける

確かにこれをやり通すにはコミットメントが必要ですが、自分にあった継続可能な長期プランを設定して十分な準備を行えば、一発で700点から800点を狙えるでしょう。

やはり問題集はあくまで問題であり、教科書ではありません。一番の教科書は、英語圏の人たちが日々読んでいる文章です。こうして実際の英文を読んで行う対策は、勉強するという感じでするのではなく、日々の情報を英語で取り入れる心意気ですれば気持ちも楽になるかと思います。

ただ、TOEICの英文メールの設問対策は、どのような準備をしても実感が掴みにくいと思います。とくに“行動派”の方にとっては、複雑なひっかけ問題に映るでしょう。

仮にTOEICで高得点をスコアできても、通用する実践的な英文メールを書くには練習が必要です。将来的なスキルアップのためにも、ライティングに興味のある方はオーパス英語学院 神戸教室にお越しください。

LINEで送る

Category:TOEIC対策,コラム:オーパス通信