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英語で書けるようになる方法 part 7 英文と和文の違い

「part 6 サーフィンについての英語の例文」は、サーフィンのチャラチャラしたイメージを払拭して、健全なイメージを打ち出す目的で「練習とコミットメント」を説明しました。それゆえ、想定以上の内容とボリュームになりましたが、一見、単純そうな要点で構成されていても、文章としては問題ないのがお分かり頂けたでしょうか。

日本では “シンプル” や “単純” という言葉に “高度でないイメージ” があるからか、複雑なディテールにこだわってしまう傾向があります。しかし、細部に意識を向けすぎると、本筋から外れやすくなります。

英文の場合はとくに、発想や内容の飛躍・逸脱が日本語以上に目立つので、何が本筋に関係があって、何が本筋に関係ないのか、書く前に判断することが大事です。

また言語もアプローチも違いますが、これら英文和文を読み比べてみると、互いの特徴が際立つのがお分かりでしょうか。




あらかじめ主張が決まっている英文は、人体に関する具体的な説明が多い一方で、日本語の文章はサーフィンの体験、サーファーとしての成長、自然との一体感など精神的な内容が顕著です。もとからはっきりとした主張はないので、むしろ考えながら書いた、思いのまま書いたような印象さえ感じられます。

日本語で随筆を書くならこのやり方で良いでしょう。しかし、これを英文のライティングに持ち込むのはお勧めできません。拙い “意識の流れ”     stream of consciousness になるからです。これは外国人にしてみれば、曖昧で不親切な英文。内容によっては、 just get to the point     「はやく要点を説明してくれ」と思われるかもしれません。

さらに、発想の原点が “思い込み” である場合があり危険です。これが “仮定” なら大丈夫です。仮定は、事実とは関係ないからです。他方、思い込みで始まる文章は、筆者が何かを完全に信じ込んでいる状態。

例えば、『サーフィンの魅力』の冒頭には「都会の人間ほど自然に憧れるものだ」という一文がありますが、これは読者にしてみれば“決めつけ”です。そのまま英語にすれば、軽率に generalize(一般化)しているとして反発があるでしょう。

このように英文のライティングにはマナーがあります。思うがまま書き、自分の “思い” を押し通すよりも、情報を吟味・整理してから論理的に書き、誤解を与える確率を下げ、説得力を上げる。これから英会話や英語の力を身につけたい方は、この真摯かつ柔軟な姿勢で取り組むべきではないでしょうか。

将来的には、日本的な考え・感情・文化なども、世界共通語としての英語も駆使して広めていけるよう頑張って頂きたいですが、基礎的な英語力がつくまでは自由に書くのではなく、論理性を追究すべきだと考えます。

次のページからは、実際に英語で書き始めるときに起やすいミスについて説明します。

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