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バイリンガルのコツとは? ビジュアルの記憶を思い出そう

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日本人は英語が苦手。このような固定観念が日本では浸透していますが、バイリンガリズムの観点から見ると仕方のないことかもしれません。そもそも文字・文法・コミュニケーションの文化など日本語と英語の違いはあまりに大きく、ロマンス諸語やゲルマン派語など言語グループとして違いの少ない、欧米のバイリンガルやトライリンガルとはわけが違います。

また日本の英語教育では日本語の英訳が中心にあるので、相手に通じる英語が身につきにくいのですが、もしバイリンガルになれても日本語と英語を同じレベルで流暢に話すのは難しいものです。

また二つの言語は互いに影響を及ぼすので、それぞれを独立させるよう注意しなければなりません。たとえば、英語圏に長く住む日本人のなかには、以下のような話し方をする人がいます。

あとでremindしてね。

言ってくれないと、私わすれちゃうから。

Make sure よ。

 そしてとくに大変なのが日本語で覚えていることを英語で説明するときです。伝えたいことを言葉だけで考えると、ついつい日本語を英語に直訳してしまいます。リアルタイムで話す結果、紙やパソコンで落ち着いて書くときならしないような誤訳も犯してしまうのです。

しかし、この問題はあるテクニックを使えば解決できます。日本語で覚えていることを思い出すときはビジュアルで思い出すのです。あのとき自分はどこにいて周りにはどんな物や景色があったのか。思い出・経験・体験を言葉で思い出すのではなく、ビジュアルの記憶で思い出せば、頭のなかで見ているものを英語で説明できるので、日本語を英訳するプロセスを省くことができます。インパクトの強い順番ではなく、時系列にそって覚えている記憶ほど効果的です。

ただ、この方法には欠点が2つあります。まず、見えない情報はビジュアルで思い出せません。たとえば、日本語で読んだ記事のことをビジュアルで思い出すのは不可能です。想像しながら読んだゆえの視覚的記憶があるのなら別ですが。

また、このテクニックは頭のなかで映像を見ながら、それを英語で説明する同時作業なので集中力が求められます。

人間の学習パターンには、大きく分けて visual(視覚),  auditory(聴覚),  tactile(触覚)の3つがありますが、今回ご紹介したテクニックは visual learner(視覚的学習者)向けだと言えます。自分が visual learner だと思う人は、英会話を上達させるためにも是非挑戦してみてください。

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