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「要求」をはっきりさせて、英会話の力をグンと上げよう

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買ったばかりの電化製品が壊れていたとしましょう。日本ならお店に戻って「開けたら壊れていました」と言うだけで、とりあえず「大変申しわけありませんでした」という言葉が店員から返ってきます。それからレシートや領収書で購入記録の証明さえすれば、店側が返金か取り替えを進めてくれます。

しかし、海外で「開けたら壊れていました」と英語で言って実物を見せても「そうですね、壊れていますね」と言われて英会話はそこで止まります。ことを前に進めるには、返金してほしい、取り替えてほしい、と要求を明確な言葉にしなければなりません。

このようなシチュエーションは中学レベルの英語で対処できますが、実際に海外で “日常の英会話” をするとなれば戸惑う人も多いかと思いますが、それは漠然と英語そのものに気を取られているからではないでしょうか。

どう言えばいいのだろう、と難しく考える必要はありません。あらかじめクリアすべき事項さえ把握しておけば、あとはその項目に沿って英語に直すだけです。

例えば、海外でレンタカーを予約していたとしましょう。ところが直前になって車種を変えたくなったので、これからその会社に電話をするとします。簡単に考えると、この場合に確認が必要なのは以下の項目でしょう。

① 今から車種変更は可能か?

② 可能であれば、
A) 追加費用は?
B) 合計費用は?

海外で電話すれば、まず ”How can I help you today?” と聞かれるでしょう。「本日はどういったご用件でしょうか」という意味ですが、ここで「今から車種変更は可能か」といきなり言う前に、すでに予約を取っていることを一言伝えるべきです。つまり①の項目を膨らますと以下のようになります。


A) 私はすでに予約を取っている
B) 私は車種変更をしたい
C) 車種変更は可能か?

この流れを踏まえて英語で話せば、

I

I reserved a car for Monday,
but I want to switch to a different car.
Is that possible?

しかし、もっと丁寧に言いたいのであれば、

II

I have a car reserved for Monday. It is a Toyota Camry.
If possible, I would like to switch to a Honda Prius.

もっと具体的に言うのであれば、

III

I’ve reserved a car for Monday, which is a Toyota Camry.
But now I prefer to drive a Honda Prius or a Honda Civic.
Is it possible to switch to either one of them?

以上のようなポイントを押さえれば、相手は手続きを進めてくれます。名前やクレジットカードの番号など確認に必要な情報の提示を求められるでしょう。

英語を使うときのコツは、日本語の名詞にこだわりすぎないことです。日本語は名詞を組み合わせるだけで「車種変更」「追加費用」「合計費用」など、一語に見える新たな言葉をすぐ作れる便利な言語です。

一方で英語を使うときの問題は、日本語で一般的な名詞が必ずしも英語でも存在するとは限らないこと。確かに以下のように「追加費用」と「合計費用」に相応する英語はあります。

追加費用 = additional charge
合計費用 = total charge

それでも「車種変更」に相応する一般的な英語の言葉はないので、その直訳を辞書で探しても載っていません。が、そもそも「車種変更」という言い方にこだわらなくてもIIIの例のように「私は違う車を運転したい」という具体的な表現をすれば通じますし、言い方としても簡単でしょう。また、My 便利な言葉でも説明したように、自分を中心に据えるアプローチで英語を話すことも大事です。

このように目的を達成するための項目さえ押さえておけば、日常的な英会話は中学レベルで通用します。日本はおもてなしの文化なので、サービスを提供する側にすべてをゆだねて大丈夫でしょうが、外国にいるときは自分である程度リードすることも覚えておくべきだと言えます。

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